解説・豆知識
不動産登記
不動産登記とは
土地、建物などの不動産は、法務局というところに、登録(登記といいます)されてます。
登記されている内容は、 土地ならば、所在・地番・地目・地積、建物では、所在、家屋番号、種類、構造、床面積です。
例えば、登記記録から、以下のような情報を読み取ることが出来ます。
<土地>
所在 神戸市東灘区住吉本町1丁目 〇番
地番 〇番
地目 宅地
地積 100.55㎡
<建物>
所在 神戸市東灘区住吉本町 〇番地
家屋番号 〇番
種類 居宅
構造 木造瓦ぶき2階建
床面積 1階 50.33㎡
2階 45.11㎡
このように、不動産の外形を表す登記を「表題登記(表題部)」と言います。
次に、土地、建物に共通で、「権利の登記(権利部)」があります。
所有権を持っている人はだれか、不動産を担保にしてお金を貸している銀行はどこかなど、その不動産に対してなんらかの権利を持っている人や金融機関など、及びその権利の内容が登記されています。
所有権をもっている人については、「所有者 〇〇〇〇」と登記されています。担保にとっている金融機関の権利は、「抵当権者 〇〇銀行」、「債権額 金2000万円」などの登記がされています。〇〇銀行から2000万円借りていて、この不動産が担保にとられているということを意味しています。