解説・豆知識
自筆証書の遺言書を法務局で保管してもらう
私がつくった自筆証書の遺言書を、法務局で保管してもらいました (^^)
1.遺言書の作成
こんな感じ。所要時間は2分ぐらい。
2.必要書類の収集
住民票(本籍地と筆頭者の記載があるもの)を用意しました。
3.保管申請書を作成(個人情報は黒塗りしてます。ご了承ください。)
1枚目
本籍地である西宮の法務局に申請の予定
2枚目
書くところ、ほぼなし。
3枚目
受遺者も遺言執行者も定めていないので、完全に白紙です。
4枚目
遺言書の中で「相続させる」と定めた人物を書きました。(黒塗り部分)
私の死後、法務局にて死亡の事実が確認出来たら、この黒塗りの人へ通知が行きます。
5枚目
管轄法務局と住所、氏名を記入、3,900円と記入。これで保管申請書は完成です。
4.法務局へ予約の電話
大きな法務局はなかなか混んでいるようで予約が取りにくいことがあるようです。
私は、西宮支局に予約の電話を入れ、「今日あいてますか」と尋ねたところ、「大丈夫ですよ」とのことで即日、行ってきました。
(たまたま空いてただけかもしれませんが。。。)
5.申請
①作成した保管申請書
②住民票
③遺言書
④運転免許証
⑤法務局で購入した収入印紙3,900円
を窓口にて提出しました。
係の方が「確認するのでしばらくおまちください」とのこと。
30分ぐらいで、「手続きが終わりました」とのことで、以下のような紙を渡されて終了です。
(右上の黒塗り部分はバーコードとQRコードです)
6.感想
手続きが難しくない上に、メリットが大きいのでとても良い制度だと思いました。
この制度のメリットなどをまとめましたので、こちらもご覧ください。
遺言書の作成、法務局保管申請はぜひ当事務所にご相談ください!
神戸市東灘区住吉本町一丁目5番4-401号
あべ司法書士事務所 司法書士阿部秀和
電話 078-955-2958